鹿深獣医科通信②

後ろ足のふらつきや不全麻痺を引き起こしたダックスやコーギーへの対応

後ろ足のふらつきや不全麻痺を引き起こしたダックスやコーギーへの対応胴の長いダックスやコーギーでは年齢の経過に伴って腰や後ろ足がふらついたり、ひどくなると後ろ足を引きずるようになってしまう例が散見される。

これらはほぼすべてが脊髄椎間板の劣化に伴う変化であって、ほおっておけば次第に歩行不能や床ずれなどを引き起こして、非常に大変な介護の世界に陥ってしまう。

脊髄造影検査や MRI検査を勧めたり、手術対応とする病院の多い中、当院ではとにかく”完治せずとも安定化を図る”という発想で、普段の生活にできるだけ近い形に戻すべく、通いの内科療法での実績を積み重ねています。

動物の痛みの緩和や、飼い主さんの経済的な負担をできるだけ軽減するように考えております。

都度都度ご相談しながら、治療を進めてまいりましょう。